「Sorry」 と「すいません」 | 犬でもできるイギリス留学。

「Sorry」 と「すいません」

現地時間:1/31 AM11:30

朝イチ、大学の会計課に苦情を言いに行く。
大学院の授業料を三分割払いにしてるけど、その際に3%の金利手数料を取られている。
でもそれは最初に込みにされてから3回に分けられているので、
あとは指定の引き落とし日にきちんと入金されていれば問題ない。

が、しかしここはイギリス。

どういうわけかうちの日本の親元に、”金利の3%分を速やかに入金するように”とのインボイスが届く。親としても見知らぬ英文のレターに
「なんですか、これ・・?」状態。
「もう最初に込みにされてるがな、ボケッ!」などという下品な怒りを抑えて大学の会計課へ確認に。

丁寧に関係書類を見せて説明する。それでも係りの女性は書類とコンピューターのモニターを何度も繰り返し見ながら一言、

'Oh...Stupid!'

それってオレのせりふやがな!!!
で、「あなたも知ってるように元々込みにして分割されてるから、それ関係ないわよ。気にしないで。」
これでおわり。'Sorry'の一言も言う気配なし。ま、彼女にしてみたら間違ってインボイス送付したのは私のミスじゃないからというところか。
イギリスではお馴染みの光景だったりする・・・

でも、よく考えたら日本ではすぐに「すいません」って言ったり、
相手も謝罪をしつこく要求しすぎる風潮にあるのかなとも思ってみる。
確かに前会社で働いてたときも、明らかに自分のミスでなくてもお客さんにこの世の終わりのように
「すんません、すんません、イヤほんまにすんません!!!」
って誤ることなんぞごく普通。
そういやその会社で、クレームが起こったとき「すんません」だけで会話をして解決に導いたつわものの先輩や、「すんません」を言わしたら右にでる者はいないと言われていた同期がいた。。
それはそれですごいことなのだ。「なんでオレが!?」って思っても誤るのが日本の商売人、いや日本人か。

どちらがいいのか?

なかなか出てこない「Sorry」とすぐに出てくる「すいません」。
文化の違いを認識して適所に合わせていく。
結局バランスが大事ってこっちゃね。